入浴の効果を高めるものとしては、昔から「湯の華(ゆのはな)」や「植物」がありました。
- 湯の華
- 温泉の沈殿物(ちんでんぶつ)や析出物(せきしゅつぶつ)を乾燥(かんそう)させ、温泉効果を家庭で実感できるもの。
- 植物
- 柚子(ゆず)や菖蒲(しょうぶ)などをいれて邪気(じゃき)を払う、温まる等で使われていたもの。
入浴剤は、ヒトの皮膚(ひふ)への刺激(しげき)や浴槽(よくそう)や給湯器等へ害のないもので、お風呂の効果を高めるものとして開発されました。
約120年前に漢方薬「中将湯(ちゅうじょうとう)」の残りをお風呂に入れると温まる・あせもが治ることをヒントに「浴剤中将湯(ちゅうじょうとう)」を開発したのが始まりです。90年前には、温泉の構成成分を参考に芳香浴剤(ほうこうよくざい)バスクリンが開発されました。