光は、せまい意味だと可視光のことになりますが、赤外線や紫外線も赤外光や紫外光ともいわれていて、光に含むことが多いようですね。これらの光はみんな電磁波というものの一種です。
電磁波という字からもわかるように電磁波には波の性質があります。波の頂点から次の頂点までの長さを波長といいますが、紫外線、赤外線、可視光の違いは、実は波長が違っているのです。波長が長いほうから赤外線、可視光、紫外線の順になります。赤外線の中でも波長が長いものを遠赤外線、波長が短いものを近赤外線といいます。また、紫外線も波長の違いで、細かく分けることもあります。
では、赤外線より波長が長い電磁波は何でしょうか。それは、ラジオやスマホで使われている電波です。
逆に紫外線より波長が短い電磁波はなんでしょう。健康診断などでレントゲンを撮るときに使われるX線や、X線よりもっと波長の短いガンマ線です。
これらの電磁波は可視光などと波長が違うだけなので、広い意味では光といってもいいのかもしれませんね。