No.028
なぜ、あかいボールペンなのに、インクがくろいの？
あかいボールペンのかべは、とうめいで、中をみると、インクがくろです。なぜ、あかいボールペンなのに、インクがくろいの？
小１
色
光
この“なぜなぜなぜ”に答えた研究者
3人
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100均のセロハン（赤、なるべく広いシート）を用意し、どんどん折りたたんでもらうのはいかがでしょうか。
さいしょは向こう側が赤くみえていたものが、折りたたむにつれてだんだん黒く、向こうがみえなくなるかもしれません。詳しく見る
1人目
回答日 2021.07.19
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見えているのは「濃い赤」なんだけど、濃すぎて黒にみえているのかもしれません。すごく強い光を当ててみると赤く見えるかもしれません。
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2人目
回答日 2021.07.20
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赤いボールペンの芯を、あかるい窓などにすかしてみてみましょう。黒いようですが、芯にはいってくる光がつよいと、赤くみえる光がすこしだけ通りぬけることができて、よくみると、ほんのすこしですが赤っぽくみえるかもしれません。
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3人目
回答日 2021.07.27
赤いボールペンの芯を、あかるい窓などにすかしてみてみましょう。黒いようですが、芯にはいってくる光がつよいと、赤くみえる光がすこしだけ通りぬけることができて、よくみると、ほんのすこしですが赤っぽくみえるかもしれません。
1. ひかりのことを知ろう。
色のことをかんがえるときには、すこし、光のことをしらないといけません。
しんごうきは、みどりや、きいろや、あかにみえるひかりをだしているので、しんごうきとしてはたらくことができます。では、太陽や、おうちの照明は、しろい光をだしているのでしょうか？
にじをみたことがありますか。いろんな色があってきれいですね。じつは、にじはたいようのひかりがわかれていろんな色にみえるのです。そう、太陽の光のようにしろい光には、ほんとうはいろんな色にみえる光がまじっていていろがないようにみえるのです。これをおぼえておいてください。
2. なぜ、しろい紙は、しろくみえるの？
しろい紙は、いろんな色にみえる光をぜんぶ反射（はねかえすこと）します。しろい紙にしろい光があたると、ぜんぶの色の光をはねかえすので、人間の目にはしろい光のまま入ってくるのでしろくみえます。
3. くろいボールペンで書いた字がくろく見えるのはなぜ？
くろいボールペンのインクは、いろんな色の光をぜんぶ吸収（すいとること）します。いろんな色の光がまじっているしろい光があたっても、どの色の光もすいとって人間の目に入らないようにするので、くろいボールペンで書いた字はくろくみえるのです。
4. では、なぜ、あかいボールペンで書いた字はあかくみえるのでしょう？
あかいボールペンのインクは、いろんな色の光のうち、あかくみえる光のほかの光を吸収（すいとること）します。だから、いろんな色の光がまじっているしろい光があたっても、あかくみえる光だけはねかえして、それが人間の目に入ってくるので、あかいボールペンで書いた字はあかくみえるのです。
5. あかいボールペンのインクのこと
あかいボールペンのインクは、あかくみえる光のほかの光を吸収するのですが、あかくみえる光もすこしだけ吸収します。ほんのすこしなので、字をかいたときにはきがつきません。
6. ボールペンの（芯の）いろは、どのように決まるのでしょうか。（顔料ではないタイプの場合です。）
向こうからくる光が、ボールペンの芯を通ったあとに人間の目に入ってきて、人間はその光の色を感じます。
7. では、あかいボールペンでは、どうなるでしょうか。
あかく見える光のほかの光は、紙にかいた字ぐらいのほんの少しのインクでも吸収されるから、たくさんインクがある、あかいボールペンの芯を通るとき、あっという間に吸収されてしまってとおりぬけることができません。では、あかくみえる光はどうなるでしょうか。
あかいボールペンのインクは、少しだけども、あかくみえる光も吸収します。ボールペンの芯みたいに、たくさんインクがあると、あかくみえる光もどんどん吸収されていきます。
すこしおおげさに書くと下の図みたいかも。
なんと、どの色にみえる光もボールペンの芯を通りぬけることができません。つまり、人間の目には、どの色の光もとどかないので、黒く見えてしまうのではないでしょうか。
でも、あかいボールペンの芯を、あかるい窓などにすかしてみてみましょう。くろいようですが、下の図みたいに、芯にはいってくる光がつよいと、あかくみえる光がすこしだけ通りぬけることができて、よくみると、ほんのすこしですがあかっぽくみえるかもしれません。
こんな“なぜなぜなぜ”も
あります
