「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」
開催レポート

「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」

つくば市では、体験型の科学教育を提供することを目的として、2018年から「つくばSTEAMコンパス」事業を実施しています。この度、本事業の一環として、株式会社amulapoとの共催イベント「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」を開催しました。

「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」は、小学3年生から6年生を対象に、VR(Virtual Reality:仮想現実)やAR(Augmented Reality:拡張現実)などの最新技術を使って「未来の宇宙飛行士選抜試験」を体験してもらおうというイベントです。

なんと766件!ご応募ありがとうございました。

本イベントの参加枠は48名分設けていましたが、なんとその15倍を超える766件もの応募をいただきました。

会場全体の様子

会場で参加者を迎える宇宙グッズ

会場奥のポスター展示

イベント開始時の様子

宇宙滞在中のキャプテンアッキーと交信

選抜試験は3種類

参加者は宇宙飛行士候補生として、宇宙にいるキャプテンアッキーに迎えられます。

これから「船外活動試験」「宇宙食試験」「宇宙実験試験」の3つの選抜試験に挑戦し、宇宙飛行士としての適性を測ります。

船外活動試験

船外活動試験では、宇宙飛行士に必要な「状況認識力」が試されます。

VRゴーグルと手袋を装着し、グラビティチェアという特殊な椅子に横たわって「無重力」を疑似体験。宇宙飛行士のミッションをテーマにしたVRゲームに挑戦しました。気になるミッションは、宇宙から地球に唐揚げ(!)を届けるというもの。頭上で両手を動かし、〇で示される地点に上手く唐揚げが到達すると、得点が加算されます。

 

宇宙食試験

宇宙食試験では、宇宙飛行士に必要な「課題解決力」が試されます。

宇宙飛行士の健康を守る「宇宙食」。人工知能が搭載されたロボット「アーシャ」が出題する3択クイズに答えながら、宇宙食に関する理解を深めていきます。回答の選択によってアーシャとのやり取りが変化するシミュレーションゲームになっており、冗談も交えつつ楽しく学ぶことができます。

宇宙実験試験

宇宙実験試験では、宇宙飛行士に必要な「理解力」が試されます。

まず、ARグラスを装着します。すると、水や火、食べ物やボールといった物体が、宇宙という無重力空間でどのようになるのかを示す映像が目の前に現れます。宇宙空間ならではの現象を観察したら、最後に理解力を試すテストを受けます。テストは、オレンジ色の宇宙服を着たスタッフがその場で採点してくれます。

試験結果は…全員合格!

3つの選抜試験の結果は全員合格。また、参加者の宇宙飛行士タイプの適性を診断できました。最後に、急遽地球に帰還したキャプテンアッキーから、参加者一人一人に修了証が贈呈されました。

 

今回の体験コンテンツは、8月中旬からイベントとして提供予定とのことです。

 

関連リンク:

株式会社amulapo

イベント特設サイト

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