カナヘビの骨格標本の作り方と、サンプルの保存方法を教えてください。

この“なぜなぜなぜ”に答えた研究者
2人

• 炭酸ナトリウムで煮る、が一番やりやすいかもしれません。

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  1人目

  回答日 2021.09.01

  炭酸ナトリウムで煮る、が一番やりやすいかもしれません。

  根気よくカナヘビの観察に取り組んでいるようですね。第3の目は面白いですね。骨格標本を作るには、根気よく細かい作業をする必要があります。たとえばこのウェブサイトにいくつかの方法がまとめられていますよ。

  (3)炭酸ナトリウムで煮る、が一番やりやすいかもしれません。炭酸ナトリウムは、重ソウといって、キッチンのお掃除などにも使われているので、手に入りやすいです。

  他に、骨格標本を作るためのキットも販売されているみたいですが、値段が高いし、使う材料に危険性の高いものもあるようで、注意が必要です。ところで、骨格標本を作っても、もしかしたら第3の目について詳しく知るのはむずかしいかもしれません。サイズが小さいので、骨を見ても、あまり多くのことは分からないかもしれないなと思います（でも、まずは挑戦してみましょう）。顕微鏡を見ながら、かいぼうする方が、多くのことが分かるような気がします。

  砂村 栄力

  国立研究開発法人　森林研究・整備機構 森林総合研究所　

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• 少し勉強と試薬の購入が必要ですが、透明標本を作るとよいかもしれません。

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  2人目

  回答日 2021.09.01

  少し勉強と試薬の購入が必要ですが、透明標本を作るとよいかもしれません。

  僕もカナヘビくらい小さいとどうやって骨にしたらいいか、正直迷います。もしかしたら、水につけてフヤカシながら（腐らせながら）ピンセットでこまめに肉を取り除いていく方法で骨が取り出せるかもしれません。
  また、少し勉強と試薬の購入が必要ですが、透明標本を作るとよいかもしれません。

  透明標本は小魚や哺乳類の胎児など直接骨を取り出すことが難しいものの骨を観察するために研究者が用いる手法です。

  皮を剥いだあと、タンパク質分解酵素でタンパク質を透明にし、その後アリザリンレッドという薬品を使って染色します。すると、硬骨が赤く染まり、観察できるようになります。

  作り方はネットで検索すると出てきます。何度か失敗もすると思いますが、頑張ってみてくださいませ。

  森 健人

  路上博物館

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